2024年に「新紙幣」が出ますね。
「新紙幣」になることで、色々心配なことが多いです。
「2024年の新紙幣」について
・駅の切符や自販機では、いつから使える?
・新札になれば、旧札どうなる
・旧札を新札にする方法、交換はどこで
などまとめてみました
「2024年の新紙幣」のいつから、サイズは?
2024年に紙幣が一新されることはニュースでも話題になりました。
一万円札は、日本近代社会の創造者と呼ばれている渋沢栄一。
五千円札は、女性の地位向上と教育に尽力した津田梅子。
千円札は、近代日本医学の父と呼ばれる北里柴三郎。
みなさん、一万円札を「諭吉」と呼ぶ時代は終わるのです。
これからみなさんの心の支えは「栄一」になります。
もうすでに「漱石」「稲造」は「英世」「一葉」に代わっているというのに、まだ私の頭の中には「漱石」「稲造」「諭吉」が根強く鎮座しているので、「柴三郎」「梅子」「栄一」の新紙幣3人衆に置き換えられるのか不安です。
さて、そんな新紙幣ですが、発行は2024年の7月3日(水)から。
あと3ヶ月半ほどで栄一の時代が到来します。
では、新紙幣を詳しく見ていきましょう。
新一万円札
サイズは縦76mm×横160mmと、現行の一万円札と同じサイズ。
裏面の「10000」表記が大きく感じますね。
表面は渋沢栄一の肖像。
そしてよく見てください。
「壱万円」と書かれた左横あたりにミニ栄一もいますよ。
このミニ栄一、銀行券としては世界初の3Dホログラムが採用されています。
この見る角度によってお顔の向きも変わる感じ、若干ハリーポッターの肖像画感ありませんか?
世界初の技術がどんなものなのか、実際に見るのが楽しみですね!
新五千円札
サイズは縦76mm×横156mmと、現行の五千円札と同じ大きさ。
藤の花が描かれていますが、お札のカラーも藤色で美しいですね。
もちろん、この五千円札にもホグワーツ風のミニ梅子が登場します。
目が合う瞬間がドキッとしてしまいそうです。
新千円札
サイズは縦76mm×横150mmで、現行の千円札と同じです。
メガネのせいか、柴三郎に懐かしの稲造を重ねてしまいそうになりますが、柴三郎は千円札です。
裏面は葛飾北斎の「富嶽三十六景」。
これは海外の方から人気が出そうなデザインです。
そしてみなさんお待ちかね、ホグワーツ風柴三郎も見てみましょう。
千円札はほかの紙幣に比べて3Dホログラムがコンパクトです。
表面の左下にちょこんといるミニ柴三郎がなんともキュート。
新紙幣、3Dホログラムを眺めているだけでしばらく時間が潰せそうです。
「2024年の新紙幣」の駅の切符や自販機では、いつから使える?
新紙幣を手に入れたら早速使いたくなってしまいますよね。
果たして新紙幣は自販機や駅の発券機、精算機でいつから使用できるのでしょうか。
この時期に関しては、「会社の対応による」としか言えないようです。
2021年11月に発行開始された新500円玉は、鉄道やバスなどの公共交通機関でも流通直後から使えない機械があったとか。
そう言われてみれば、新しいお金が発行されるたびに「新◯◯円は使えません」といった張り紙がされている発券機を見ますね。
今回は紙幣が一新ということで、公共交通機関ではさすがに流通後から使えるようになるのではないかと予想されますが、使える券売機の数が限られている、なんてこともあるかもしれません。
しばらくは旧札も持っておいた方が無難でしょう。
「2024年の新紙幣」新札になれば、旧札どうなる?
旧札は新紙幣発行後もこれまで通り使用できます。
「漱石」や「稲造」が「英世」と「一葉」に代わった際も問題なく使えました。
自動販売機や発券機の新札対応が遅れている場合も、旧札は使うことができます。
記念にとっておくもよし、いざと言う時のためにとっておくもよし。
意外と持っていて損はないのが旧札ですよ。
旧札を新札にする方法、交換はどこで手数料は?
旧札を新紙幣に交換したい時は、近くの銀行に行ってみましょう。
銀行によりますが、通帳や印鑑、本人確認書類など両替手続きに必要なものを持参し、
「両替依頼書」などの書類に交換して欲しい枚数などの必要事項を記入し、
新紙幣に交換したいことを伝えましょう。
また、銀行に設置してある両替機でも新紙幣への交換が可能になるということですよ。
手数料は、10枚までは無料、11枚以上の場合に手数料がかかる銀行もあれば、
1枚からでも手数料がかかる銀行もあるようです。
例えば、三井住友銀行はキャッシュカードを利用すれば1日1回まで1〜10枚が無料
で両替できますが、11以上はキャッシュカードでは両替することができません。
両替機専用カードというカードがあり、それを使用すると1〜500枚までが400円の手数料、501枚〜1000枚までが800円の手数料で両替できます。
気軽に新紙幣をゲットしたい場合は、キャッシュカードで数枚両替する程度が良さそうですね。
手数料に関しては銀行によって異なるので、行く前に確認してみてくださいね。
また、ゆうちょ銀行が設置されている郵便局でも新札に交換してもらえるの?
と思いますよね。
郵便局では基本的に、持参した紙幣の新札への交換や両替は行っていません。
支店によってはサービスとして新札への両替を行ってくれる場合もあるようですが、それは通常業務内ではなくあくまでサービスです。
窓口で貯金を払い戻しなどした場合、紙幣の種類や枚数を指定できるサービスがあり、それを利用する場合の手数料は指定後の枚数が50枚以内なら無料、51枚以上からは550円、101枚以上からは825円、501枚以上からは1100円、以降500枚ごとに550円の加算がされていくそうです。
ゆうちょ銀行の口座を持っている人は貯金からの払い戻しで新札を手に入れることができそうですね。
郵便局で新札を手に入れる場合は、紙幣の在庫について郵便局に事前確認してから行くのが安心ですよ。
「2024年の新紙幣」のまとめ!
◯新紙幣は2024年7月3日から!
◯紙幣のデザインは一新されるも、サイズは変更なし!
◯自販機や券売機は会社の対応による
◯しばらくは旧札を持っていた方が無難かも
◯旧札は新紙幣発行後も使える!
◯両替は銀行へ!
新しい紙幣の登場は、新しい時代の始まりを予感させるのでなんだかワクワクしますよね。
7月3日を楽しみに待ちましょう!