2022年に「食品」が値上げになるそうです。
いくら値上げになるのか?気になりますよね
値上げになる商品一覧をまとめてみました。
2022年値上げになる原因は何?
2022年は「値上げの年」となりそうです。
今年に入り、生活に身近な商品の値上げが相次いでいます。生活用品の値上げは、家計を預かる主婦にとって大きな悩みですよね。
・物流費・人件費のコスト増加
・気候の変動による農作物の収穫量減
値上げの理由は商品ごとに違いますが、この3つが大きな原因となっているようです。
1つづつ詳しく見てみましょう。
●原材料費の高騰
コロナ渦で落ち込んだ経済活動の正常化が進む現在、世界的な需要の拡大によって小麦粉や食用油などの原材料費の価格高騰が続いている。
●物流費・人件費のコスト増加
生産地や工場での働き手不足、コンテナ不足による運賃の高騰などの輸入コストが上昇している。
●気候の変動による農作物の収穫量減
高温や雨量不足、反対に豪雨などによって農作物の収穫量が減少した。
原因はさまざまですが、今すぐに解決するような問題ではなさそうです。
2022年値上げになる食品一覧ベスト5!
では2022年に値上げになる食品にはどのようなものがあるのでしょうか。
調べてみました。
●食パン
まずは毎朝食べている人も多いであろう食パン。
山崎製パンは1月1日出荷分より食パンを平均9%、同じくフジパンも平均9.7%値上げしました。一般的なスーパーやコンビニで買えるものを170円だとすると、9%の値上がりで15.3円高くなります。
食パンは年間で一世帯平均9860円の消費量だそうで、170円だと年間58個。
同じように買い続けると年間で約887.4円の値上がりになります。
家族が多い家庭はもっと消費量が多いでしょうから、毎日食べたいものでも買うのを考えてしまいますね。
●山崎パンについては、アマゾンでお得に購入可能です。
●食用油
料理に欠かせない食用油も値上げになります。
J-オイルミルズは2月14日より家庭用や業務用の菜種油を1㎏あたり40円以上値上げすることを発表しています。
食用油の年間消費量は一世帯平均8691gです。家庭用の、オーソドックスな容量1350gのものだと約6.43本分ですね。1㎏あたり40円の値上げとすると、年間で約347.7円アップです。
数百円でも毎日使うものは安い方がいいですね。
●冷凍食品
毎日のお弁当や食卓で活躍する冷凍食品も値上がりします。
味の素は家庭用・業務用の一部商品を2月1日納品分より4~13%、テーブルマークは3月より5~10%値上げする方針です。
冷凍食品の一世帯の年間消費量は約8124円です。約13%値上がりすると、年間約1056.1円高くなります。
便利で冷凍庫に入っていると安心する商品の値上げはショックですね。
●コーヒー
朝やくつろぎの時間に欠かせないコーヒー。
ネスレ日本は1月1日より「ネスカフェ」などを10%~20%値上げしています。
コーヒーの一世帯年間消費量は約6495円です。20%値上がりすると年間約1299円高くなります。
1日に何杯も飲むこともあると思いますが、年間とはいえ1000円を超えるのはびっくりです。
●麺類
お昼ご飯によく麺類を食べる家庭も多いと思います。
東洋水産は「マルちゃん」ブランドの生麵や具材類、一部の冷凍食品について4月1日納品分より6%~13%、日清フーズは乾麺、パスタ、パスタソース製品を2月1日納品分より3%~9%値上げします。
様々な種類があるので全て「麺類」として、一世帯年間消費量は約18561円です。13%の値上がりだと年間2412.9円高くなります。
手軽でおいしい麵類ですが、2000円を超える値上がりになると考えてしまいますね。
引用元:総務省統計局「家計調査」
各項目で全国平均の数値を引用しています。
相次ぐ食品の値上げにショックを受ける人のツイートも多く見られました。
朝から食品値上げのニュース、つらいなあ、、すぐ消費税やめて欲しい。
— Mophi🌍 (@Z9Ro7khiocOXYCj) January 3, 2022
おはよーございます。
また食品値上げ💦
困るわー。
何もかも価格が上がるんだから、お給料も上がってもらわないと生活苦しいわー。週末は買い出し行かなきゃなー。
— しげり (@oanoen) January 5, 2022
結局、相次ぐ食品の値上げで1ヶ月どの位追加でかかってくるのか、予想してみました。
一応の目安にしてみて下さい。
●独身者の場合:プラスで2000円位と予想します。
●4人家族の場合:プラスで5000円から10000円位と予想します。
家庭によって違いますが、紹介した食品以外にも値上げになる商品があるので、全体ではこの位にはなるのではないでしょうか。
2022年値上げになる商品一覧ベスト5!
食品以外でも値上げになる商品があります。いくつか調べてみました。
●文房具
コクヨは1月よりノートやファイルなどのステーショナリー製品20品目を平均8%値上げしました。
●パナソニック 配管商品・照明器具商品
パナソニックも1月より配管商品を、4月からは照明器具商品の約5%~30%の値上げを発表しています。対象となるのは計3万700品番、照明器具商品は2万4000品番にのぼります。
●LIXIL 住宅用建材・設備
LIXILも4月より住宅用の窓サッシなど14種類の建材・住宅設備機器を値上げします。トイレは約2~33%、住宅用の窓サッシは約10~12%程度。浴室やユニットバスルームは約4~39%ほど価格が上昇する予定です。
●首都高速道路
首都高速道路は都心部を通過する交通の抑制を目的に、4月1日より上限料金を1320円→1950円(ETC普通車)と630円の値上げを発表しています。
その他の車種区分の新たな上限料金は、軽・二輪1950円(500円値上げ)、中型車2310円(900円値上げ)、大型車3110円(1030円値上げ)、特大車5080円(2430円値上げ)となっています。
●電気・ガス・水道などの公共料金
電気・ガスは1月より前月(12月)と比べて5か月連続で全社値上げしています。2021年初と比較して10%以上の値上げです。
水道料金も全国各地で値上げが決定されています。今後も値上げは続き、民間の研究グループは2043年には2018年と比較して、全国平均で43%水道料金が値上がりすると予測しています。
こちらも1ヶ月どの位追加でかかってくるのか、予想してみます。
●独身者の場合:プラスで1000円から3000円位と予想します。
●4人家族の場合:プラスで3000円から6000円位と予想します。
家族の人数や住んでいる地域や生活スタイルによって違いますが、
食品と合わせると結構な額になるかもしれませんね。
2022年値上げになる食品と商品のまとめ
2022年に値上げになる商品について調べてみました。
●食品値上げの主な原因は
・原材料費の高騰
・物流費・人件費のコスト増加
・気候の変動による農作物の収穫量減
の3つでした。
●2022年に値上げになる食品は、
・食パン
・食用油
・冷凍食品
・コーヒー
・麺類
などでした。
●2022年に値上げになる食品以外の商品は、
・文房具
・パナソニック 配管商品・照明器具商品
・LIXIL 住宅用建材・設備
・首都高速道路
・電気・ガス・水道などの公共料金
などでした。
ここで紹介した商品以外にも様々な商品が値上げになりそうです。
工夫しながら賢く買い物して、節約したいですね。