【安倍総理】国葬は休みで祝日?何をする・いくら・場所などまとめ

 「安倍晋三」元総理大臣の国葬が決まりました。
国民でお別れをする機会としての国葬について

・国葬とは何をする
・休みや祝日になるのか
・費用はいくら
・場所や日程

などの情報をまとめました。

国葬とは何をするの?

2022年7月7日、奈良県で演説中に銃撃され安倍晋三元総理がなくなりました。

ゆうれい
ゆうれい
安倍元総理がなくなったというニュースはとてもショックでした…

2022年7月14日に岸田総理大臣は、亡くなった安倍元総理に関して「国葬」を行うということを発表しました。

引用元:NHK

ゆうれい
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安倍元総理の功績を考えれば当然のことと思われますね

では「国葬」とは具体的に何をするのでしょうか?

国葬(こくそう)とは、国家に功労のあった人(君主、皇族、王族、政治家、軍人、学者、芸術家、宗教家、環境保護活動家など)の死に際し、国家の儀式として、国費をもって行われる葬儀のことである。

引用元:Wikipedia

国葬は、日本のために働きそして亡くなった方に対して、国の費用を使って行う葬儀のことを指します。

ゆうれい
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国に貢献してくれた人を偲び、国のお金で葬儀するということですね

1926年にこ「国葬令」が公布され、主に皇族について天皇の特旨により「国葬」が行われていましたが、後続の他にも「国家に偉功ある者」に対して国葬を賜うことができるとされました。

ですがこの「国葬令」は1947年に失効したため、日本における国葬は、1967年に特別に行われた吉田茂元総理の国葬が最後で、他に行われておりません。

ゆうれい
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国葬は昭和天皇が亡くなった時行われたのが最後ですので、もし行われるのであれば33年ぶりとなります!

ではこの国葬では、私たち国民は献花をすることは可能なのでしょうか?

「国葬」は関係者や遺族のみで行われ、私たち一般人は立ち入ることができません。

ゆうれい
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銃撃されて亡くなったということからも、国葬の警備は厳しくなることが考えられます

ですが後日、献花やお祈りができる場は作られるのではないかと思います。

出典元:vovworld

また、国葬とは別に東京都と地元・山口県でお別れの会を開催することが決定しています。

お別れの会では必ず献花台が置かれ直接自分で花を手向けることができますので、安倍元総理に感謝の意を伝えたいという場合は、お別れの会で献花するというのもいいでしょう。

ゆうれい
ゆうれい
自分なりの形で安倍元総理に感謝の気持ちを伝えましょう

国葬は、休みや祝日になるの?

出典元:ウェザーニュース

「国葬」の日は休みや祝日になるのでしょうか?

結論から申し上げますと、今回の国葬では休みになる確率は低いです。

ゆうれい
ゆうれい
不謹慎ですが、休みになるかと少しだけ期待してしまいました…

過去の総理経験者の国葬や国民葬・合同葬では休日にならず、唯一の国葬である吉田茂元総理の国葬の時は学校や官庁などが半日だけ休みになりました。

過去に合った国葬の中で1日休日となったのは、昭和天皇の国葬の時でした。

昭和天皇の国葬である「大喪の礼」は、1989年2月24日に行われ、当日は「大喪の礼」として祝日となっていたのです。

ゆうれい
ゆうれい
当日はテレビ番組もすべて追悼番組だけで、国民も喪に服すよう言われていたようです

さらに安倍元総理の国葬の日を国民の休日とする場合には、何らかの法改正が必要だと考えられます。

前述したとおり、国葬に関する法律「国葬令」は1947年に既に失効している上に、祝日等は国民の祝日に関する法律で定められているため、新たに祝日にする場合には法改正をしなければなりません。

年号が平成から令和に変わる時に10連休が行われた際は「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」が定められたのは、記憶に新しいところですよね。

ゆうれい
ゆうれい
代替わりの連休では、国民みんなでお祝いしましたよね♪

安倍元首相の国葬は閣議決定等で定められると報じられていることなどから、法改正はされず、国民の休日とはなりません

自治体や学校・会社等の独自判断はあるかもしれませんが、国として祝日にするということはあり得ないのです。

以上のことから、安部元総理の国葬の日が休日となる可能性は低いと考えられます。

国葬の場所や日程は?

出典元:読売新聞オンライン

安部元総理の国葬の場所や日程について気になりますよね。

安部元総理の国葬の場所や日程について、下記のような報道がありました!

岸田総理は記者会見で、今月8日に銃撃により亡くなった安倍元総理の葬儀について、秋に「国葬」として実施すると明らかにしました。政府関係者によると、9月に東京・千代田区の、日本武道館で行うことで調整しているということです。

引用元:Yahoo NEWS

出典元:日本武道館 Official web site

日本武道館は、歴代の内閣総理大臣数名が葬儀をあげた場所です。

日本武道館で葬儀をあげた元内閣総理大臣
  • 吉田 茂 (1967年):国葬
  • 佐藤栄作 (1975年):国民葬
  • 大平正芳 (1980年):内閣・自民党の合同葬
  • 岸 信介 (1987年):内閣・自民党の合同葬
  • 小渕恵三 (2000年):内閣・自民党の合同葬
  • 橋本龍太郎(2006年):内閣・自民党の合同葬
  • 宮澤喜一 (2007年):内閣・自民党の合同葬

多くの著名な内閣総理大臣の葬儀が行われていることから、安部元首相の国葬が行われる場所は日本武道館でほぼ間違いないでしょう。

ゆうれい
ゆうれい
私たち国民も献花することができることを願っています

日程については「9月」ということ以外に具体的な発表はされていません。

ですが

  • 吉田 茂元総理の国葬があった 1967年10月31日:火曜日
  • 佐藤栄作元総理の国民葬があった1975年6月16日:月曜日

であったことなどから、土日や祝日ではなく平日に行われる可能性が高いと思いました。

また、9月21日は安部元総理の誕生日です。

この日に合わせて国葬を行うのがよいのでは?という声もあるようです。

以上のことから、安倍元総理の国葬は9月上旬の平日・もしくは安部元総理の誕生日である9月21日に日本武道館で行われるのではないか?と考えました!

ゆうれい
ゆうれい
日本に貢献してくれた総理大臣として、当日はみんなで感謝の気持ちを伝えましょう

国葬の費用はいくら?

では、国葬にかかる費用は実際いくらくらいなのでしょうか?

ここで、今回の国葬の費用に関して以下のように報道されていました。

「国葬」について法律の規定はありませんが、吉田氏の国葬は、生前の功績を考慮して閣議決定に基づいてとりおこなわれ、国葬の総額1810万円は全額が国費でまかなわれました。

政府は、今回も全額を国費で支出することを検討していますが具体的な規模や費用の負担方法は閣議で決定するとしています。

引用元:NHK

過去に日本武道館で行われた葬儀でかかった費用についてまとめてみました。

首相名 実施年 主催 費用 国費
吉田茂 1967年 国葬 1,800万円 1,800万円
佐藤栄作 1975年 国民葬 不明 2,000万円
大平正芳 1980年 合同葬 不明 3,644万円
岸信介 1987年 合同葬 不明 4,510万円
小渕恵三 2000年 合同葬 1億5,100万円 7,555万円
橋本龍太郎 2006年 合同葬 1億5,400万円 7,700万円
宮澤喜一 2007年 合同葬 1億5,400万円 7,696万円

内閣総理大臣経験者で唯一の国葬となった吉田茂元総理の国葬の際の費用は1800万円でした。

出典元:デイリー新潮

ですが最も新しい内閣総理大臣経験者の葬儀であった宮澤喜一元総理の合同葬では、なんと1億5400万円かかっていることがわかりました!

ゆうれい
ゆうれい
10倍近く多くなっています…!

これは、吉田茂元総理の国葬が行われた1967年よりの物価が上昇していることなどが理由として挙げられます。

では安部元総理の国葬はいくらくらいになるのでしょうか?

安倍元総理の国葬にかかる費用は、おそらく1億~2億円がかかるのではないかと思います!

出典元:日刊スポーツ

今回の国葬は、国内で「安部元総理の功績をたたえて国葬にするべき」という意見がある反面「国葬にする必要があるのか?」といった反対の声もあります。

実際議員の間でも「国葬ではなく国民葬に」といった意見もある中、

岸田総理が国葬に踏み切った模様です。

ゆうれい
ゆうれい
個人的には、国葬は従来の内閣総理大臣経験者の葬儀に比べて少し簡素化されると考えられます。

ですが外国からもたくさんの弔問客がいらっしゃることを考えると、簡素化のし過ぎも悪影響ですので、最低でも1億円以上、最高でも2億円以内で行われるのではと予測しました!

国葬のまとめ

  • 国葬とは、日本のために働きそして亡くなった方に対し、国の費用を使って行う葬儀のこと
  • 国葬は関係者や遺族のみで行われ、一般人は立ち入ることが出来ない
  • 安倍元総理国葬当日が休みになる可能性は低い
  • 安倍元総理の国葬は日本武道館で9月上旬もしくは21日に行われる可能性が高い
  • 安倍元総理の国葬の費用は1~2億円かかると予想される

以上、安倍元総理の国葬についてまとめてみました。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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