先日、映画ジョーカーを観てきました。
大絶賛されておりますが、途中で何人か席を立って帰っている方がいました。
一部意見かも知れませんが、
映画ジョーカーをお勧めしない
観ないほうがいい理由を3つ挙げてみました。
※ネタバレを含みますので、まだ見ていない人は読まないでください。
その1「殺人のシーンがリアル」
出典:The Cheat Sheet
ジョーカーが殺人を犯します。
そのシーンが残酷です。都合7人を殺します。
(※6人かも知れませんが、ラストシーンのカウンセラーも殺していると仮定します)
最初の3人の殺人については、正当防衛ですので納得がいきますが、
その後の4人については、自ら進んで殺人を犯します。
出典:The Guardian
殺人のシーンが残酷です。
残酷すぎて、見ていられない人がおりました。


しかも、その殺害の相手が「身近な人」や「憧れの人」のため、
観ているのが辛いです。
ジョーカーのような弱者を助けることができないというのも、
この映画の一つのテーマでもあります。
ピエロの格好をしているときに、殺人を犯したので「殺人ピエロ」が街の中で人気になっていきます。
その2「単純に悲しい気持ちになる」
出典:depor.com
主人公のジョーカーですが、恵まれた環境におりません。
そのため、見ていてつらい気持ちになります。
家庭環境ですが、母親と2人暮らしです。
さらに、仕事も「ピエロ」役をやっておりますが、うまくいきません。
そして、さまざまな理由から解雇されてしまいます。
この時点でも、かなり精神的にきついです。
しかも、精神に若干異常が見られます。
突然笑いだしたりします。
これは、一種の脳の病気だそうですが、そのため周りから好奇な目で見られてしまいます。
出典:2019 Warner Bros. Entertainment Inc.
病気のために、福祉局から精神安定剤のような薬を出してもらってカウンセリングも受けておりました。

その福祉局も、市の財政危機からカットになってしまいます。
その怒りをどこにぶつけてよいか分からないです。
そして、交際していたと思っていた彼女ですが、実は妄想の中での交際で実際には交際しておりませんでした。
現実逃避のために、願望を見ていただけでした。
そういったことも踏まえて、まさに、どん底になってしまい、観ていて悲しい気分で耐えきれなくなります。
その2「母親との関係」
出典:Vanity Fair

主人公の「ジョーカー」ですが、病気の母親と2人暮らしをしております。
経済的に困窮しているため、政治家&実業家である「ウェイン」さんに母親は手紙を出し続けます。
昔、ウェインさんの所で働いていたため、ウェインさんなら何とかしてくれると思って、依頼の手紙を出し続けます。
ですが、ふとしたことから手紙の内容を見てしまい、自分自身の出生のことを知ってしまいます。
自分自身の脳の障害は、母親により虐待のせいでした。
そして、また自分が養子だったということも知ってしまいます。

自分の病気が、母親からの虐待のせいということが分かり、そして養子という事実から母親を殺害してしまいます。


ジョーカーのその後
出典:CinemaBlend

元々コメディアン志望だったこともありますが、
たまたまのきっかけで憧れの「ロバートデニーロ」が司会を務めるトークショーに出演します。
そのトークショーでどのように振舞うか家で練習するシーンは、面白いです。

なんと、自分が殺人を犯したことをTVの収録で告白しました。
そして、ロバートデニーロが怒りで諭すのですが、そのロバートデニーロも殺してしまいます。

警察に逮捕されますが、町がピエロの格好の人々で暴動が発生しており、
ジョーカーは救出されます。
出典:Wired

そして、ラストシーンになりますが、この部分が謎です。
出典:Deffinition
どういうラストシーンかというと、精神病院にいた時の話になります。
カウンセリングを受けているときに、「ジョーク」を思いついたとカウンセラーに言います。
今までの事が、すべてジョークだったのか?
頭の中のジョークとしての「妄想」だったのか?
そして、ペタペタと血の跡を付けて歩いていく後ろ姿がラストシーンです。
そこで、流れる曲がフランク・シナトラの「That’s life」です。
長々と書いてきましたが、ジョーカー役の「ホアキン・フェニックス」の演技が圧巻です。
本当にそういう人だと思ってしまいます。
ジョーカーを観ないほうがいい理由のまとめ
●殺人シーンが残酷
●ジョーカーの仕事や家庭環境が不幸すぎて見ていられない
●良い人なのに報われない
●ホアキンフェニックスの演技に引き込まれる
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。